洋食屋田能久店主戯言 二ノ巻

今週のパスタ

トマトソースのボンゴレ

６月１８日（土）は私ども田能久を会場に、恒例のテレマークシーズンを締め括る「反省会」が盛大に行われました。
県内はもとより、各地から参集したテレマーカーは総勢２０名。それぞれの思い出を肴に、大宴会となったのはいつもの事です。
翌１９日（日）はテレマーカー以外の山仲間も加わり、浅間山の外輪山を巡る夏山シーズンのスタート山行。
お昼ごはんの後に雨になりましたが、気のおけない仲間とのワイワイ登山で、とても良いスターがきれました。

今週のパスタ

トマトたっぷりのミートソース

先日の日曜日（６月５日）は、乗鞍岳で今シーズンのファイナルステージでした。
記録的な少雪のシーズンでしたが、それでもどうにか６月まで滑ることができました。
残り少なくなった雪を求めて、スキーをザックに括り付けて夏道を登り上げます。

最高峰の剣が峰（標高3,026m）にも雪がまったくありません。

いよいよ締め括りの一本です。岩の間を縫うように滑ります。

雨の縦溝でうねる中を果敢に滑ります。

帰る頃には乗鞍の上空に夏雲が湧いて、長かったシーズンの幕が下ろされました。
今シーズンもご一緒してくださった多くの皆さん、ありがとうございました。

今週のパスタ

挽肉とトマトのクリームスパゲティ

昨日（５月２２日）の定休日は乗鞍岳でテレマーク。
さすがの乗鞍岳も急速に雪解けが進み、賞味期限もあと僅かな様子です。
遠望する北アルプスも残雪が消えかかっています。残念ながらもうじき夏山シーズンです。

今週のパスタ

ツナと新玉ねぎの塩味スパゲティ

みずみずしい新たまねぎとツナの組み合わせのスパゲティが今週のパスタです。
新たまねぎの甘さとツナの旨みが溶け合い、この時期ならではの一皿になりました。

先日の定休日はＧＷの最終日。
今シーズン初の乗鞍岳に仲間７人と繰り出しました。願っても無いような好天にめぐまれ、日がな一日滑りまくりました。
雪の少ない今シーズンでしたが、さすがに３０００ｍ峰はまだまだ豊富な雪の斜面が広がり、しばらくは楽しめそうです。

今週のパスタ

春菊のジェノヴェーゼ風スパゲティ
本来のジェノヴェーゼはバジルの葉をつかいますが、今回は身近な食材の春菊でアレンジしたパスタです。

昨日の定休日は、入山が解禁になった至仏山へ、バックカントリースキーに行って来ました。
記録的に雪の少ない今シーズンですので、早めに行かないと雪が解けてしまう心配があります。
案の定登山口から暫くは、ブッシュの中を木の枝を避けながら縫うように進みます。

それでも、森林限界を超えたあたりからはまずまずの残雪があり、小至仏山の斜面を快適に登ります。

今年は滑走禁止区域が広く、本峰まで登っても良い斜面が無さそうなので、小至仏山から滑り込みます。
雪が少ないとは言え広大な斜面の中には、取って置きのスロープも残っていて、充分に楽しめた至仏山でした。

今週のパスタ

今が旬のアサリをつかった、塩味のボンゴレスパゲティ

４月１０日（日）の定休日は、新潟の守門岳へバックカントリースキーに行って来ました。
登山口からは、遥か遠くに目的の守門大岳が見えますが、あんな遠くまで果して辿り着けるのかと、いつも思ってしまいます。

ここ日本有数の豪雪地帯でも、ご他聞にもれず今年は雪が少なく、いつものルートからは登れず、かなりの迂回を強いられます。

登り始めて３時間、ようやく森林限界を越える地点までやってきました。でも山頂まではあと１時間くらい必要です。

例年ですと山頂からは、無木立の広大なバーンが広がっているのですが、今年はブッシュが目立ちます。
とはいえ、４時間の登りのご褒美を堪能すべく、つぎつぎに斜面に滑り込みます。

花曇の暑くも寒くも無い絶好のツアー日和でした。ご一緒してくれた皆さんありがとうございました。

今週のパスタ

春キャベツの柚子コショウ風味スパゲティ

先週の定休日は、テレマーク仲間と神楽峰へバックカントリースキーに。
前夜に降雪があったようで、針葉樹に積もった雪がクリスマスツリーを思わせ、苦しい登りも気が紛れます。
所々にアイスバーンがのぞきますが、場所を選べば薄いながらもパウダーが楽しめました。
今シーズン最後になるだろうパウダーを楽しんだらランチタイム。雪景色の中のお昼ご飯は至福のひと時です。

今週のパスタ

アサリと春菊の塩味スパゲティ

先日２月２１日（日）　池ノ平湿原を見下ろす斜面の状況です。
雪の少ない今シーズンですので、雪解けも早いのは覚悟していましたが、稜線に立つと愕然とする光景が目に入りました。
例年ですと一ヶ月以上先の景色です。もう此方もスノーシーズン終了なのでしょうか。一抹の淋しさを感じます。

今週のパスタ

キノコのトマトソーススパゲティ

立春も過ぎて、時おり春の兆しも感じられるようになりましたが、山ではいまだ厳冬期の真っ只中です。
この時期の山岳では様々な危険性が、他の季節とは比べ物にならないほど高いのは、誰でも想像できることです。残念なことに、先日も上州武尊山で山スキーしていた方の、雪崩による死亡事故がおきてしまいました。その際マスコミでは「スキー場のコース外での事故」との報道がなされていました。それはあたかも、ルールをわきまえない者によって引き起こされた、無謀な事故との印象をあたえてしまっています。そもそも山スキーは、古くから冬山登山の一形態として行われていたもので、最近になって流行っているものではありません。今回のケースも、きちんと登山届けがなされ、雪崩れた場所もスキー場とはかけ離れた山中でした。事故が起こったのは不幸なことですが、きちんと登山届けを出し、危険除去のための必要な装備を身に付け、冬山に入る人たちと、スキー場のコースロープを潜り抜けて、安易にコース外を滑るスキーヤーとを混同する報道は、再考してほしいものです。

仲間を追いかけて芳ヶ平

２月８日（日）

前の日から、芳ヶ平に宿泊している仲間に加わろうと、早朝５時に高崎を出発します。
火山性微動がつづいていて、ゲレンデトップから白根山の脇を通るルートは通行できないので、麓から徒歩で登ります。
午前７時まずまずの天気の中、スキーにシールを貼って、草津スキー場の駐車場から歩き出します。
草津から芳ヶ平までは約６キロの道のり、雪が深くなければ２時間半でたどり着く予定です。


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