洋食屋田能久店主戯言 二ノ巻

本日のデザート

洋ナシのクラフティ

今週は残暑の厳しさも影を潜め、ぐずつきながらも割合すごしやすい日がつづいています。

あの猛暑を潜り抜けてきた身には、２０℃台後半でも肌寒ささえ感じるのですから、人間の感覚は不思議なものだと思わずにいられません。

真夏の間はあっさりしたものや、冷たいもののリクエストが大半だったデザートも、涼しくなるとボリュームがあり、クリーミーなものへとシフトしてゆきます。

実際、今日一番多かったデザートのご注文が、洋ナシのクラフティでした。

カスタードソースと洋ナシの組み合わせは、一足早く秋の訪れを感じさせてくれるデザートです。

二年ぶりの「尾瀬のそば」

8月16日（土）

行きのクルマの中で指折り数えると、今年になって尾瀬エリアには、ワタシ6回目の入山です。
それぞれ目的がありましたが、今回のテーマを掲げれば、13名の大パーティで行く、お気楽グルメハイクでしょうか。
幹事の Ｉ 氏が、高崎の「俺のそば」の店主に、洒落で持ちかけた「尾瀬で俺のそばってどう？」の一言で実現したのが一回目の「尾瀬のそば」
それが二年前のちょうど今頃、今回はその第二弾が、お盆休みの一日に再現となりました。
今年の夏は天候不順の週末が多く、この日も例に漏れず雨マークがついていましたが、ハイテンションのメンバーには影響ありません。



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南牧村の火とぼし

8月15日（金）

群馬県の南西端に位置する南牧村は、人口２２００余の山あいの小さな村です。
その南牧村の大日向地区で、毎年8月の14・15日に行われるのが、400年の歴史を持つ火祭り「火とぼし」です。
この勇壮な火祭りに、10年前から毎年訪れている友人に案内され、この日初めて見物にやってきました。


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本日の前菜

焼きナスのペースト

毎年、夏の定番として登場する前菜です。

新鮮なナスをオリーブオイルで焼いてから、さらにオーブンでじっくり旨みを引き出します。

冷めたらバターやオリーブオイル、香辛料などを合わせ、ねっとりしたペーストに仕上げます。

カリッとトーストしたバゲットに、たっぷりのったペーストは、お盆休みでご来店のお客様に、好評をいただいています。

田能久の夏休みは15日（金）16日（土）の二日間に、17日（日）の定休日をあわせ、3連休とさせていただきます。

皆さま良いお盆休みを過ごされますよう。

今週のパスタ

フレッシュトマトの冷たいカペッリーニ

台風11号は大きな被害をもたらし、日本海に抜けてゆきましたが、罹災された皆様にはお見舞い申し上げます。

群馬県も一部には影響が出ましたが、大きな災害にはならず、ほっと胸を撫で下ろした週末でした。

そして、大暴れした台風の置き土産が、再びの猛暑と高い湿度ですから、これは堪りません。

洋食屋には普段は、涼を呼ぶようなメニューはありませんが、この時期だけは冷たいパスタをご用意しています。

極細のカペッリーニは喉越しがよく、冷たくしたフレッシュトマトのソースとの相性も抜群で、ひと時蒸し暑さも忘れさせてくれます。

ちょっとしたカフェが今夏も南牧村に

去年の夏に南牧村で、出張カフェを開き話題になった、練馬区上石神井の「ちょっとしたカフェ」さんが、この夏もやってきました。
そこで、湯の丸山お花見登山の帰り道に、すこし遠回りしてお訪ねしてきました。



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湯の丸山でお花見避暑

８月３日（日）

連日の猛暑日で、今や熱帯と化した感のある北関東。
休みの日くらいはそこから逃れようと、やって来ましたのが、お馴染みの湯の丸山。
四季折々、どの季節に訪れても、それぞれ魅力的な姿で迎えてくれる湯の丸山ですが、今は山全体がお花畑といった趣です。
其処彼処で足が止まり、其の都度ファインダーをのぞくので、地蔵峠から標高差で４００ｍも無いのに、一向に頂上に着きません。


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今週のパスタ

ズッキーニとベーコンの塩味スパゲティ

週末の高崎祭りも無事に終わり、少し落ち着いた感のある週の初めです。

それにしても暑さは相変わらずで、今週関東北部では、連続した猛暑日が予想されています。

食欲をなくされている方も多いと聞きますが、やはり食べなければスタミナ不足となり、夏バテのもとになってしまいます。

今回の週替わりパスタですが、夏が旬の素材をつかい、見た目に暑苦しく映らない、メニューをと工夫しました。

良質のオリーブオイルで、ズッキーニをソテーしていますので、体に負担をかけず栄養素の吸収がはかれます。