芳ヶ平はもう晩秋

10月12日（日）

大型の台風19号の影響で、雨の予報が出ていたこの日でしたが、台風の速度が当初の予想より遅く、降水確率が低くなったので芳ヶ平へ。
クルマでの移動中は上空の雲が厚く、雨が降らなければ御の字の様子でしたが、志賀草津道路を登り始めると、雲が薄くなってきます。
現在白根山の火山規制で、志賀草津道路の殺生ゲート・万座三叉路間は、駐停車ができませんので、今回は渋峠からのルートを選択。
画像は芳ヶ平湿原から見上げる池ノ塔山ですが、この右手の渋峠から尾根筋を下りてきます。




予報以上の好天の中を歩き始めると、群馬側には見事な雲海が横たわります。

足元はもう晩秋の趣。夏に咲き誇っていたヤマハハコも、ドライフラワーになっています。

オオカメノキの紅葉も、わずかに数枚が残るだけ。

目の前が開けるたびに雲海が広がり、しばし歩く足が止まります。

30分ほどで、眼下に芳ヶ平が見えてきました。ヒュッテの赤い屋根が小さく見えます。

芳ヶ平湿原と草津白根山。

湿原まで下りてきました。ダケカンバの黄葉が迎えてくれました。

湿原のいつもの場所で、いつもの定点撮影。

例年の10月の連休ならば、ヒュッテ前にはハイカーで一杯の筈なのに、メインの登山道の通行規制のためひっそりしています。

少し寂しいヒュッテですが、管理人夫妻やワンコたちは、いつものとおり歓迎してくれました。

この日のおまかせパスタは、帆立貝のバジル風味。ごちそうさまでした。