3月23日(日)
この日は誰も遊んでくれる人が無く、仕方がないので、今シーズン初めての、ソロでのバックカントリーでした。 3週連続の晴天に、機嫌よく出掛けたのは湯ノ丸山。自宅から比較的近く、アプローチも楽なお気に入りの山です。 湯ノ丸スキー場のリフトを一本使えば、そこが即入山口という至便のアプローチ。スキーにシールを貼り、のんびり歩き始めます。 三月も下旬と言うのに、そこは、さすがに2000m越えの高山。まだまだ真冬の様相も、垣間見せてくれます。 落葉松の枝についた、綺麗な霧氷を眺めながらのハイクアップです。 青空をバックに霧氷の木々の白さが、見事なコントラストを見せてくれ、登りの苦しさを紛らわせてくれます。 登り始めから一時間ちょっとで、湯ノ丸山南峰に到着です。頂上から望む北峰の先には、四阿山や根子岳が見えています。 西の方角は烏帽子岳の頂上越しに、北アルプスの白い峰々が並んでいますが、霞んではっきり見えません。やはり山も春なのですね。 シールのまま北峰まで移動したら、この日の一本目です。上部は風で吹き寄せられた雪と、アイスバーンとが交互に現れる難しい斜面。 たまらず、トラーバスして樹林帯に移動すると、そこには浅いながらも、軽いパウダーが待っていてくれ、気持ち良くツリーランが楽しめました。 これはラッキーとシールを貼りなおし、登り返してもう一本と、思ったまでは良かったのですが、硬く締まった雪の上に乗った、浅いパウダーの急斜面ですから、一歩ごとにずり落ちてしまい、思うように登れません。 いつもであれば30~40分ほどの登りに、3倍の1時間半もかかり、とてももう一本などと言う気力も失せてしまいました。 それでも、春の日差しに解けかかった梢の雪が、キラキラ光っている光景に出会ったりすると、息の上がる登りの途中も心癒されます。 ようやく滑り出した北峰の頂上に帰ってきました。ちょうどお昼時ですので、浅間方面を眺めながらランチタイムにします。 スキー場の上方になだらかに見えるのが、前週に仲間とバックカントリーに繰り出した、池ノ平湿原のあるあたりです。 のんびりランチを楽しんだら、今度は南峰の裾の方に向かって滑り込みます。 最後にゲレンデを滑って終わるのも味気ないので、落葉松の樹林の中をキャンプ場まで降りて締め括ります。 たまにはこんな気ままな、ソロツアーもいいものです。
by tanokyu88
| 2014-03-26 16:51
| そとあそび
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