4月29日(昭和の日)
昨年は3月に骨折の憂き目にあって、この時分にはまだ傷も癒えず、泣く泣く諦めた至仏山。 近くて雪が豊富で、広大なバーンが広がる至仏山は、スキーヤーやボーダーにとってメッカのような山。 残雪期に入山できるのは短期間なので、鳩待峠の駐車場は言うに及ばず、麓の戸倉の駐車所も満車寸前の盛況です。 この日の我われのパーティも、地元群馬の4名と東京方面からの5名を合わせ9名の大所帯。 鳩待峠から歩き出すと、二日前の降雪で真っ白に化粧直しをした、至仏山がくっきり見え期待が高まります。 出発から1時間半。オヤマザワ田代からは、右手に尾瀬ヶ原と、燧ケ岳の眺望を楽しみながら登ります。 小至仏山のトラバースにかかる頃になると、残念なことに上空には雲が広がるようになります。 小至仏山を巻くと、目指す至仏山本峰が見えてきました。もうひと頑張りで山頂です。 山頂では大勢の登山者でいっぱい。思い思いに写真を撮ったり、おやつを食べたり賑やかです。 我われはひと滑りしてから、風の当たらない静かな場所でお昼ご飯にします。その前に記念の集合写真。 さて待望のオープンバーンに飛び込みます。 重い新雪が乗っているものの、板の滑りはまずまずで、至仏山ならではのロングコースを滑り降ります。 いま滑った大斜面や尾瀬ヶ原を眺められる特等席を見つけ、にぎやかなランチタイムが始まります。 名残惜しいのですが、重い腰を上げ帰路につきます。雲が取れて真っ白に輝く至仏山に感謝しながら帰ります。 帰る途中でも楽しみは忘れません。尾瀬の山々をバックにラストの一本を決めます。 参加された皆さん、お世話になりました。
by tanokyu88
| 2013-05-03 12:39
| そとあそび
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