12月2日(日) この冬一番の冷え込みが予想された、12月最初の定休日。 そろそろ初滑りかなとも思いましたが、オープンしているスキー場は限られているので、どこも激混みの様子。 それならば紅葉の時期も過ぎ、訪れる人も少なくなっただろう西上州の山に行こうと、いつもの相棒と相談がまとまったのでした。 今回は数ある西上州の山々の中でも、天空に突き出た二つの岩峰の特異な山容で、登山者でなくても一目で分る鹿岳(かなだけ)。 そして、その隣に位置し、山頂部の四つの小ピークが連なる姿が特徴的な、四ツ又山を周回するコースをとりました。 どちらからでも回れますが、駐車場が明確な四ツ又山登山口から出発します。この駐車場は地主さんのご好意で提供されています。 南牧村の山々のご多分に漏れず、こちらでも民家の直ぐ脇から登山道が伸びています。まさに生活に直結した裏山的存在です。 斜面を切り開いた段々畑の周りには、害獣除けの囲いがあり、農作物の被害の深刻さが窺い知れます。 麓の里から急斜面を一気に登り上げるのが、西上州の登山スタイル。天狗峠まで300メートルの標高差は、足元が滑りきつい登りでした。 峠からは幾分傾斜がゆるくなり、初冬らしい落葉の登山道を、陽射しを背に受けながら登ります。 四ツ又山の山頂が間近になる頃、樹林の間から鹿岳の岩峰が見えてきました。 四ツ又山の最初のピークがP1と呼ばれ、ここが最高地点のようです。 石像の裏手に回ると、下仁田から富岡、はるかに前橋・高崎の市街地までが一望の下です。 北側に目を移すと、妙義山の岩峰群、白い山並みは谷川連峰です。 西側にはこれから向かう鹿岳、その右手には浅間山が見えます。 四つのピークを順番に登り下りを繰り返したら、鹿岳との鞍部マメガタ峠まで、標高差で200mも降りてゆきます。 マメガタ峠では名残のモミジが、そこだけモノトーンの世界から抜け出したように、華やかな色を見せてくれていました。 つづきます
by tanokyu88
| 2012-12-05 17:06
| そとあそび
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