
つかの間の見事な光景に、またしても相棒が「帰りたくネェ~~~!!」の連発。
私たちを待っていたかのようにガスが抜けた絶景を、いつまでも眺めていたいのはやまやまですが、すでに辺りは白くなりつつあります。
急いでルートを確認できる位置まで降りないと、森林限界上のこの辺りでは目標物が無く、危険と隣り合わせです。
すぐにこんな状況です。吹き溜まりとシュカブラの間が、夏道らしいと見当をつけて進みます。

八合目あたりで行き合ったのは、昨日もすれ違ったベテラン岳人。昨晩は麓の民宿に泊まり、装備を整え再挑戦なのだそうです。
木製ワカンにチェックの山シャツ、編み上げのスパッツで決めた、オールドファッションがカッコイイ!!思わず後姿をパチリ!

ここからは時間軸にそって、下山しながら見た光景をご覧ください。

下るにつれて冬から秋へと季節は逆戻りをしたよう、4時間弱で無事登山口に到着しました。
おわります