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念願の金谷酒店さん初訪問

2月11日(水・建国記念の日)

知人を通じかねてから親交のあった太田市の老舗金谷酒店さんでしたが、日曜日の定休日が重なっていて、未だにお訪ねができずにいました。
珍しく、そとあそびに行かなかったこの日、午後ぽっかり時間が空いたので、この機会を逃してなるものかと、逸る心で駆けつけたのでした。
120年の長きに渡り、連綿と受け継がれてきた老舗にもかかわらず、商業地ではない立地にあったのが、まず最初の驚ろきでした。
ナビがなかったらすんなりと着けたかと思える立地条件は、どこか田能久にも相通じるもので、なにやら嬉しくもありました。
この風格のある店構えは、時の流れに磨かれたものだけが醸し出す、懐かしさと安心感を纏っているようでした。
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ご主人との初対面の挨拶を済ませると、まず目に入ってくるのが大きな冷蔵庫に、所狭しと並べられる選び抜かれた銘酒の数々。
常日頃お店のブログで目にしては、あれも良いこれもいいと思っていたものが、目の前にずらり展開されるのは心躍るものがあります。
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そうした酒類の充実もさることながら、食品類も全国から選び抜かれたものばかりで、ご主人の選択眼は敬服に値します。
よいお店に出会ったときの常套句に「近くにあったら通いつめるのに・・」などと言いますが、まさにこの言葉が相応しい品揃えの見事さです。
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さてこの日手に入れたのは、佐賀の天山酒造が醸す「七田 純米七割五分磨き 無濾過生」酒造好適米の雄町を全量使用しています。
すっきりとした雄町の旨みと喉越しと、あとから感じる酸味が相まって、実にワタシ好みの一本でした。
やはり通販ではなく、ご主人に相談しながら買い求める一本は、格別なものがあります。
再びお訪ねするのはいつになることか、祝日の体が空く日が今から楽しみです。
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by tanokyu88 | 2015-02-12 19:02 | うれしい店
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