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利根川水源点に立つ

10月14日(月・体育の日)

縦走二日目は初日とうって変わって、雲ひとつ無い快晴の朝を迎えました。
午前5時40分、東の空が茜色に染まりだし、間も無くご来光の瞬間です。
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風は無いものの、標高1800メートルの稜線は冷え込んでいます。ニット帽にダウンジャケットと手袋の冬山装備で日の出を待ちます。
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午前5時52分、平ヶ岳の稜線近くから日が昇りました。
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中ノ岳と越後駒ケ岳がモルゲンロートに染まります。
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厳かなご来光を心ゆくまで眺めていると、いつの間にか他のパーティは皆発った後。しんがりの我われが雪囲いをして出発です。
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これから柔和な表情を見せる稜線伝いに、アップダウンを繰り返しながら中ノ岳を目指します。
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振り返ると尾瀬の名峰至仏山・笠ヶ岳と並んで、上州武尊山が見えています。
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程なく大水上山頂上手前に据えられた、利根川水源の碑に到着。ここに立つのも今回の山旅の目的の一つでした。
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我が国最大の流域面積を持つ利根川。その大河の一滴が、上越国境にあるこの地点から流れ出します。
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実際水が地表に湧き出るのは、稜線からすこし降りた地点にあります。此処に湧き出た一滴が、遠く太平洋に注ぐと思うと感無量です。
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大水上山からは一旦コルまで下り、兎岳への急登に挑みます。
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兎岳から小兎岳の稜線歩きの右手には、ピラミダルな荒沢岳が指呼の間に、さらには浅草岳や守門岳らしき山影も見て取れます。
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つづきます
by tanokyu88 | 2013-10-18 16:18 | そとあそび
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