秋の北アルプス蝶ヶ岳から常念岳を歩く Ⅲ

だんだん常念岳が近づいてきましたが、まだ何度かのアップダウンが待っています。
このあたりまで来ると、昨日の疲れが抜け切れていないせいで足が前に出なくなり、休憩の回数が増えてゆきます。
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ようやくのことで常念岳の登りに取り付きましたが、今度は傾斜のきつさに音をあげます。
ガレ場の続く歩きにくい登山道を、必死の形相で登り上げますが、頂上には遅々として辿り着きません。
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立ち止まって対岸を見ると、穂高連峰に雲がかかってきました。
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登って来た後方を振り返れば、安曇野側の雲海が稜線を越えて押し寄せて、蝶ヶ岳方面を覆い隠そうとしています。
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なんとか山頂部が見える箇所までやってきました。頂上には大勢の登山者の姿が見えます。
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最後の稜線を歩く相棒の姿が、雲海にシルエットとなって浮かびます。
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蝶ヶ岳を出発してから約4時間、標高2857mの常念岳山頂に立ちます。
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残念ながら、周りはほとんど雲に被い尽くされて展望がききません。
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でも、上空が晴れていることに感謝です。風がなく穏やかな山頂で、早お昼をとることにします。
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のんびりしたお昼ご飯を済ませる頃、北側の雲が一瞬きれて、去年歩いた大天井岳方面の山並みが、顔を見せてくれました。
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今回は常念岳から前常念を降るルート。このあたりで常念岳の姿は見納めとなってしまいます。
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前常念からの下りは聞きしに優る難ルート。斜度がきつい上に、大きな岩だらけで四苦八苦。
これが降りてきた登山道ですから、ペンキマークが無ければ、ホワイトアウトで道迷い必至です。
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きつい岩稜をどうにか遣り過ごすと、樹林帯の九十九折の道が果てるとも無く延々続き、疲労困憊の身には試練の連続でした。
帰ってから3日間はロボット歩きの筋肉痛が待っていましたが、気持ちは晴れ晴れ。付き合ってくれた相棒に感謝です。
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by tanokyu88 | 2013-09-28 18:00 | そとあそび
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