登山道を登っているときはそよ風程度だったのが、遮るものの無い山頂はかなりの強風が吹きつけています。
この状態では休憩もままならず長居は無用と、烏帽子岳との鞍部方向に降りることにします。
登りの道をそのまま帰るのではなく、このルートを辿ると湯ノ丸山をぐるっと半周することになります。
同じ山でも此方の西面は、登って来た南面とは植生が微妙に違うのが興味深いところです。
オミナエシ
テガタチドリ
サラサドウダン
ベニバナイチヤクソウ
ウツボグサ
烏帽子岳との鞍部に下りたら、美しい落葉松林の中を臼窪湿原へ向かいます。
この小さな湿原は木道で一周することが出来ます。アヤメの群落が見事でした。
アヤメ
ニッコウキスゲ
たった3時間ほどのお気楽登山の割には、内容の濃い湯ノ丸山半周でした。