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雪山合宿でのこと

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1月13日(日)14日(月・成人の日)

年明け早々、成人の日の連休に雪山で合宿をするのが、仲間内の恒例行事になって6年ほどになるでしょうか。
今年は、かぐらスキー場内にある和田小屋をベースに、バックカントリーでパウダースノーを満喫する計画でした。
集合したメンバーは日帰り組も含め総勢13名、全員テレマーカーの大パーティーになりました。



いくらか雲のあるものの、この時季のかぐらとしては上々の天候。風も無く絶好のバックカントリー日和です。
和田小屋に到着するやいなやザックを背負い、ゲレンデトップから入山します。
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何せ大人数ですから、長~い一列縦隊で針葉樹林の中を進んでゆきます。
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やがて視界も開け、遠くの山々の雪景色を眺めながら歩きます。
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いつものドロップポイントに到着。シールを剥がし滑走準備にかかります。
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準備が整ったメンバーから、次々に斜面に飛び込んでゆきます。
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雪の状態もまずまずの様子。みんな気持ち良さそうに飛ばして行きました。
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そうこうするううちワタシの番が回ってきました。以前から幾度と無く滑っている斜面、まったくの平常心でスタートをしたはずでした。
ところがどうも様子が変です。腰が引けて上体は突っ立ったまま。これではターンなど上手くできる筈がありません。
自分の意思とは裏腹に、体が拒絶反応をしてスキーを谷に向けてくれません。どうにか誤魔化しながら降りて行くのが精一杯の状態。
すでに何度もゲレンデで練習を積み、骨折した足の状態に不安の無い事を確認済みだったのですが、心の中は癒えていなかったようです。
整備されたゲレンデでは感じなかったあの時の恐怖が、バックカントリーに入ったとたん、俄かに深層心理から蘇ったようです
まさか、お気楽テレマーカーを自認するワタシが、トラウマに苛まれるとは思ってもいなかったことです。
その後の二度の滑りもまったく改善の余地が無く、今シーズンは自分の気持ちとの戦いになりそうな予感です。
by tanokyu88 | 2013-01-17 18:50 | そとあそび
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