北アルプス眺望の縦走路 その3

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霧が晴れて翌日の好天の期待が高まるのと裏腹に、放射冷却で標高3000m間近の稜線にあるテン場は、想像以上の冷え込みでした。
持ってきた衣類を、全部着込んでシュラフに潜り込みますが、寒くてすぐ目が覚めてしまいます。
ようやく朝を迎えると、テントの中でも水が凍っていたのにはびっくりしました。
5時半にテントを抜け出し、10分ほどで登れる大天井岳山頂に向かうと、すでに20名ほどの集団が日の出を待っていました。



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日の出前の静寂に包まれる、槍ヶ岳から穂高連峰の峰々。
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大天井岳から燕岳へつづく稜線の向うには、剱岳、針の木岳、鹿島槍ヶ岳などなど、北アルプス北部の名峰がずらりと見えます。
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5時50分を少しまわった時刻、東方の雲海の彼方から太陽が顔を覗かせました。太陽の左手は浅間連峰です。
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西方に並ぶ槍ヶ岳から穂高連峰につづく稜線が、モルゲンロートに美しく染まる瞬間です。
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荘厳なご来光と360度のパノラマを堪能したら、テントに戻り朝ご飯。
休む間も無く、昨夜お世話になった大天荘に別れを告げ、、常念岳方面へ出発します。
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歩く前方には、右手に南アルプス、左手に八ヶ岳連峰、その間に霊峰富士が見えます。
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東に目を移すと、浅間連峰と四阿山の向うには、ふるさと上州の山々まで見えて嬉しくなりました。
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朝日をうける一ノ俣谷の黄葉は、前日にも増して鮮やか。昨日見ることの無かった槍ヶ岳との対比が、北アルプスならではの光景。
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こちら上高地の方角も素晴らしく、しばしば足が止まります。前穂高岳、霞沢岳の向うに乗鞍岳も。
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雲ひとつ無い晴天の水平道をご機嫌に歩けば、横通岳と今日登る常念岳が見えてきました。
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今日の常念岳は昨日とうって変わり、優しい表情で迎えてくれました。

つづきます
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by tanokyu88 | 2012-10-12 17:01 | そとあそび
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