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北アルプス眺望の縦走路 その1

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10月7日(日)~8日(体育の日)

当初は越後三山の中ノ岳を予定していましたが、新潟方面の天気予報がいまひとつ思わしくないので、急遽北アルプス常念岳~大天井岳の縦走に変更しました。
結果的に、この時の決断が功を奏し、初日こそ霧が出たものの雨にも遭わず、二日目には願っても無いような山岳景観に出会うことが出来ました。




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早朝4時に相棒と待ち合わせ、到着した登山口は安曇野のヒエ平。さすがに紅葉時期の3連休だけあり、駐車場に納まりきらない車が路肩にもびっしりの状態。何とか隙間を見つけ、出発したのが午前7時20分。
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初めのうちは深い樹林の中、緩い勾配の登山道を辿ります。
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標高1500mを越える辺りからは、広葉樹に色付きが見られるようになりますが、さらに上には霧がかかってきました。
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常念小屋のある常念乗越までは、一ノ沢に沿って深い沢筋の道を行きますが、最後の水場からは急登が待っています。
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テント泊の装備に加え、最後の水場で3リットルほど補給をしたザックの重みで息が上がります。
あえぎあえぎの急登では、時折目に入ってくる、紅葉の美しさが慰めになります。
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登山口から3時間半の道のりで、ようやく常念乗越に到着。常念岳は見えていますが、谷から霧が湧き上がってきています。
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ここに立てば、穂高連峰から槍ヶ岳が一望の下になるはずですが、残念ながら辺り一面の霧。
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小屋前のテーブルで、早お昼を食べながら霧の晴れるのを待ちますが、一瞬見えたのがこの景色。大キレットが僅かに見えています。
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翌日登る予定の常念岳を入念に観察する相棒。明日の晴天を期待しましょう。
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それにしても寒い。常念小屋は風の通り道の鞍部にあるので、こんな日はゆっくりしていられません。
フリースの上にカッパの上着を着込み手袋をして、横通岳から大天井岳までの縦走路に向かいます。
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霧の中に浮かぶ、鮮やかな色のナナカマド。
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ゴゼンタチバナは葉も色付いていました。

つづきます
by tanokyu88 | 2012-10-10 16:45 | そとあそび
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